難聴とは、音が聞こえにくい、聞き取れない状態が続き、
日常生活に不自由を感じる聴覚の障害をいいます。
難聴の程度は、聴力検査で測定される**平均聴力レベル(dB)**によって分類されます。
難聴の重症度分類
• 軽度難聴(25dB以上40dB未満)
小さな声や、周囲が騒がしい環境で聞き間違いや聞き取りづらさが出ることがあります。
• 中等度難聴(40dB以上70dB未満)
会話中に聞き落としが増え、やや不自由を感じますが、対面での会話は可能です。
• 高度難聴(70dB以上90dB未満)
通常の会話はほとんど聞き取れず、耳元で大きな声で話しかける必要があります。
• 重度難聴(90dB以上)
聴力測定が困難な場合もあり、補聴器を使用しても聞き取りが難しく、
読唇や手話が必要となることがあります。
難聴の種類
難聴は、どこに障害が起きているかによって種類が分かれます。
① 伝音難聴
障害される部位:外耳~中耳
(外耳道・鼓膜・耳小骨)
炎症や耳垢、鼓膜や耳小骨の異常など、
音が内耳へ伝わりにくくなっている状態が原因です。
② 感音難聴
障害される部位:内耳~中枢(脳)
音を感じ取る内耳の細胞や、
それを脳へ伝える神経、脳そのものに原因がある難聴です。
③ 混合性難聴
伝音難聴と感音難聴が同時に起こっている状態です。

難聴に伴いやすい症状
難聴は、聞こえの問題だけでなく、
次のような症状を伴うことも少なくありません。
• 耳閉感(耳が詰まった感じ)
• 耳鳴り
• めまい
• 耳の痛み
• 顔面神経麻痺 など
早めの受診と治療が大切です。
耳の症状は、早期に治療を開始することで改善しやすいものが多くあります。
逆に放置してしまうと症状固定となり改善が難しくなることがあります。
• いつもと違う違和感がある
• 最近、耳の調子が悪い日が増えた
• 聞こえにくさが気になる
このような変化を感じた場合は、
できるだけ早めに医療機関、当院での治療をおすすめします。
鍼灸治療の併用について
病院での治療(内服薬・高圧酸素療法・鼓膜内ステロイドなど)を続けているものの、なかなか改善がみられない場合には、鍼灸治療を併用することをおすすめします。むしろ、症状発症直後から治療開始した方が症状の緩和に良い場合が多いです。
よく「病院と鍼灸院は併用してもよいか?」と質問されますが、問題はありません。
当院へ通われているほとんどの方は病院の治療を併用しています。
鍼灸は
• 耳周囲
• 首・肩まわり
の血流改善に働きかけ、体の修復を促し、症状の回復をサポート
「今の治療で大丈夫かな?」
「他にできることはないかな?」
と感じたときは、まずはお気軽にご相談ください。









