シンスプリント

シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)は、すねの内側に痛みが出るスポーツ障害の一つです。特にランニングやジャンプを繰り返す動作で負担がかかり、骨を包んでいる「骨膜」が炎症を起こすことで痛みが生じます。

なぜシンスプリントになるのか?

・ オーバートレーニング
急に練習量を増やしたり、休養不足のままトレーニングを続けると、筋肉や骨膜に大きな負担がかかります。

・ 足の使い方の癖
偏平足やO脚など、足の形や傾きに特徴があると、特定の筋肉に過剰な負担がかかりやすくなります。

・硬い路面や不適切なシューズ
アスファルトや固い床でのランニング、クッション性の低い靴も発症の原因になります。

・柔軟性や筋力不足
ふくらはぎや足首周りの筋肉が硬い、または弱い場合も、すねへのストレスが大きくなります。

どんな人がなりやすい?

・部活動やクラブで走る量が多い 学生アスリート

・マラソン・ジョギングを続ける 市民ランナー

・運動を久しぶりに始めた方や、急に強度を上げた方

・偏平足や足首の柔軟性が少ない方

このような方は特に注意が必要です。

鍼灸でできること

当院の鍼灸治療では、
・炎症を起こしている骨膜や周囲の筋肉の緊張を和らげる
・血流を改善し、自然な回復をサポートする
・痛みを抑えながら再発しにくい身体作りを目指す
ことを大切にしています。

「練習を続けたいけど痛みがある」
「安静にしていてもなかなか改善しない」

そんな方にこそ、鍼灸はお役に立てます。初めての方でも安心できるよう、症状を丁寧に伺いながら施術を行いますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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