アキレス腱炎は、ふくらはぎからかかとの骨(踵骨)につながる太い腱に炎症が起こる障害です。
「かかとの後ろがズキズキ痛む」「走り始めに痛い」「朝の一歩目がつらい」などの症状が特徴です。
痛みが出やすい場所
アキレス腱の炎症は主に2つの部位に分けられます。
1.アキレス腱の中央部(腱の真ん中あたり)
・ふくらはぎと踵のちょうど間、腱の途中に炎症が起きるタイプ
・ランニングやジャンプの繰り返しで起こりやすい
・押すと硬くしこりのように感じることもある
2.アキレス腱付着部(かかとの骨に近い部分)
・踵の少し上、腱が骨にくっつく部分に炎症が出るタイプ
・シューズのかかとが当たって痛むことも多い
・骨の出っ張り(骨化や隆起)が伴う場合もある

なぜ起こるの?
・ランニングやジャンプ動作の繰り返し
・急激な運動量の増加やオーバーワーク
・扁平足や足首の動きの硬さ
・成長期の骨と筋肉のアンバランス
特に部活動で運動量が多い学生や、成長期の子どもに起こりやすいです。

当院の鍼灸治療では
・硬くなったふくらはぎや足首の筋肉を緩め、腱への負担を軽減
・炎症による痛みや腫れを和らげる
・血流改善により回復を早める
・足首や下肢全体のバランスを整え、再発を予防
鍼灸は自然な方法で、運動を続けながらでも回復をサポートできるのが大きな特徴です。
このような症状でお悩みであれば、できるだけ早いうちにご相談ください。















